北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

急須の制作のお話

6月13日と15日、

札幌丸井さん「きたスタイル」期間中に「急須の制作」という題でお話させていただきました。

玉翠園の玉木さんがスライドを使用されるということで

一時間後に話す私も、あんまり活用できたとは言えないのですが、

スライドを使わせていただきました。


20120615急須の制作4

パソコンの横には

制作途中の急須が置いてあります。

手前から

乾燥した状態

素焼き後の状態

釉掛けをした直後の状態

手に持っているのが焼きあがった状態です


すべての急須がもともと同じサイズではありません。

乾燥 → 素焼き にかけてサイズが大きくなっていますが
通常そのようなことは起こりません。

素焼きの急須はもともとのサイズが大きかったのです。

20120615急須の制作3

素材の状態が“乾燥”とか“焼成”を経ることによって
劇的に変わっていきます。

作り手にとっては、仕事中当然にみるものなのですが
使っていただく方々にも、その素材の性質や特徴を

ちょっとでも理解していただけると、自分なりの使い方やアイディアも浮かんだりしてきて

意外と楽しいものです。

なるべくわかりやすい言葉でお話したつもりですが

なかなかない機会、こちらも緊張していましたので、

いかがでしたでしょうか?


6月13日に2回、15日に2回、各30分ほどお話させていただきました。

同じ方が2度来られたら… 同じ話でつまらないかも… と心配したのですが

そのようなことは起こりませんでした。(笑)

それでも、ちょっとづつ、この話を加えたほうがいいかも。表現はこちらのほうが…

と、少しづつ内容は変化していきました。


30分の間、皆さんとても真剣に聞いていただきまして、

足を運んでいただき、ありがとうございました。


20120615急須の制作1

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  1. 2012/06/22(金) 13:31:32|
  2. 急須、煎茶の器
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2012札幌丸井「きたスタイル」終了しました

札幌丸井さんでの全館催事「きたスタイル」が無事終了しました。

発表させていただいた、新作急須 や フリーポット(湯冷まし) や 湯呑たちは

同じく丸井今井一条館7階の「北海道クラフト」さんに移動して販売されることになります。


そして、今まで「北海道クラフト」さんに常設していただいていた作品を大幅に入れ替えました。

今回の期間に都合のつかなかった皆様、新作急須を見て頂ければと思います。


20120619札幌丸井きたスタ1

期間中、御覧頂いた皆様、足を運んでいただきありがとうございました。

引き続き、北海道クラフトさんでの作品たちもよろしくお願いします。
  1. 2012/06/21(木) 08:21:49|
  2. 急須、煎茶の器
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2012新作急須&湯冷まし(フリーポット)

以前、窯だし直後の工房での急須や湯冷まし(フリーポット)の画像を載せましたが

あらためて札幌丸井さんの展示場での晴れ姿です。

ことしは「身」から蓋にかけて丸みを持ったラインをイメージして
制作を始めました。

彫の仕事も少し抑えて全体的にシンプル。取っ手のところには初めて線文をいれてみました。

焼き上がりはかなりイメージに近い作品になったと思います。

写真ではわかりにくいのですが

この子は八文目で250ccくらい入り、今回の急須の中では大ぶりです。
蓋のつまみと、取っ手の部分がおそろいの線文。

「あらーこの子、美人さんねー」

と立ち止まったお客さんに声をかけていただき、しばし急須談義。

ただもう少し大きな急須をお探しとか。

20120617札幌きたスタイル1

こちらは120~180ccサイズ。
シンプルなスタイルです。

20120617札幌きたスタイル3

1点だけ正面に彫を入れたものがとれました。


20120617札幌きたスタイル4

少ないですが2011スタイルを受け継いだ急須。

取っ手握りの部分を丸くしています。

20120617札幌きたスタイル2


20120617きたスタイル作品9

丸井今井創業140周年を記念して、

きたスタイル限定のブレンドの新茶を140個限定で販売しております。

創成川をはさんで東と西に、

現在も歩いて数分の距離にある丸井今井さんと玉翠園さんの
「かつて」の写真がラベルに。

歴史を感じさせる重みのあるラベルです。

20120616丸井さん140周年限定新茶表

その裏にはなんと私の名前を入れていただきました。

打ち合わせでも全くありませんでしたので。

恥ずかしながら、会期中、展示して2日目に“気づき”ました。
といいますか気づいてよかった!

私にとっては、とってもうれしいサプライズでした。

あわてて玉翠園の玉木さんにお礼をさせていただきました。


と同時に、これからも“精進”して急須を作らなくてはと
気を引き締める思いにもなりました。

自分用に限定新茶を1つ買い求めたことは言うまでもありません。


20120616丸井さん140周年限定新茶裏
  1. 2012/06/17(日) 18:31:44|
  2. 急須、煎茶の器
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札幌丸井1条館7階「きたスタイル北海道」の出品作家の方々

あらためて今回のきたスタイルに出品の作家さんで

私の近くに展示されていた方々の御紹介。

ちょっと離れていたり、階が違ったりで御説明できない方々、御容赦を。

私のお隣が山梨県都留市にお住まいの藍染作家、佐藤文子さんの作品。

20120616札幌きたスタイル1

札幌市で創作手作り服を手掛ける寺山由紀子さんの作品

20120616札幌きたスタイル2

同じく札幌市在住の服飾デザイナー神山二美さんの作品

20120616札幌きたスタイル3

置戸町の木工クラフト作家の方々の作品

20120616札幌きたスタイル4

そして、しんがりは通路脇に座っていらっしゃる瀬塚豊さん。

瀬塚商店(和装履物専門店、小樽市)さんは大正7年創業。

鼻緒を挿げる実演、そして販売。

お客さんと軽妙な会話をされる間に鼻緒が挿げられます。

夕方、作家の皆さんがちょっと疲れてきた時にも
ユーモアで場を和ませてくれます。

「ブログに載せたいので写真いいですか?」

「撮るなら男前に頼むよ!」

そんなセリフの後の一枚です

20120616札幌きたスタイル6


  1. 2012/06/17(日) 14:42:50|
  2. 急須、煎茶の器
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玉翠園 玉木康雄氏の講演 つづき

さてさて、玉木さんの講演「白磁の急須でおいしいお茶の淹れ方」の続きです。

この時季ぴったりの提案は

冷煎茶 です。

冷煎茶のつくり方も色々あるそうですが

白磁の急須を使ってのつくり方を紹介していただきました。

  まず、多めの茶葉と氷を入れた白磁急須を冷蔵庫に入れます

  数時間後、氷が溶けましたら冷やしておいた茶碗に氷をいれ

  静かに注ぐのが基本ですが 最後に揺するとコクがでます。


20120615玉木康雄氏講演3

思わずスライドを見ながら
「おいしそう!飲みたい!」と心の中で思っていましたら

隣でお話を聞いていた丸井さんの Tディレクターから

「飲みたいね!」のつぶやき。顔を見合わせて納得です。


冷煎茶をうまく淹れていただくためにも、お茶の成分や淹れ方に関して
一度、玉木さんのお話を聞いていただくことをお勧めします。

もちろん白磁の急須だけではなく、どんな急須でも!お茶をおいしく淹れて

味わうために、目からウロコのお話!になると思います。

玉木さんは道新文化センター(札幌)でも講座をお持ちで

短期間で日本茶アドバイザーの資格取得も可能な講座だそうです。

是非チェックしてみてください!


20120615玉木康雄氏講演7
  1. 2012/06/17(日) 12:33:40|
  2. 急須、煎茶の器
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引き続き札幌丸井今井1条館7F「きたスタイル」です。

前回ちょっと御説明しましたが、

「きたスタイル」は札幌丸井今井さんの全館企画で春と秋に1週間行われるそうで、

あらためて今回の企画を「まるい通信6月13日(水)号」から抜粋させていただきます。


  今回のテーマは「アーカイブ」。

  丸井今井創業140周年を記念し、

  北海道でこだわりをもってつくられている「もの」や「ひと」を、

  その歴史とあわせて御紹介します。


実は私今回の企画を頂く3ヶ月前まで「アーカイブ」とは
何かを知りませんでした。はい

早速、英和辞書で調べて、ふむふむ と。
色々お勉強になります。

私が出品させていただいてる1条館7Fは15mくらいの長さの通路を
今回の企画の作家さん達の作品が並んでいます。

本館連絡通路側に展示されている
岩見沢の盆栽作家 君島信博さん。

今回は北海道のエゾマツを寄せた素敵な盆栽があります。

201206札幌丸井きたスタ1

以前、札幌市中央区のギャラリーANNEXさんでの個展を拝見したのですが
その時はお話できずに、今回、初日に色々とお話させていただきました。

私、夏場の晴天でしたら、ANNEXさんに行くときに自転車で行きます。
といっても江別から自転車ではなく

車に自転車を積んで、東米里まで行って、
そこから豊平川沿いのサイクリングロードを南下

この辺から西に行こう!(気持ちいいと、もっと南の藻岩山の方へ、どんどん行きたくなるのをこらえて)

旭ヶ丘のほうへ行くと意外とすぐついたりします。

君島さんには、私がANNEXさんから帰るときの、自転車&ヘルメット装着&サングラス姿をしっかり
見られたらしく

開口一番「自転車乗られるんですかー」で

少々お恥ずかしい限りでした。

20120613札幌丸井北スタ2

20120613札幌丸井北スタ3

君島さんの隣に新作白磁急須、フリーポット(湯冷まし)、湯呑

おかせてもらってます。

ボディーはシンプルで柔らかい丸み、蓋とつまみにおそろいの“線文”。


20120613札幌丸井北スタ4

このフリーポットは今回初めて制作の、小さめサイズ。

小さめ急須や小さめ湯飲みと並んだ時に

しっくりきてね!という感じです。

20120613札幌丸井北スタ5

フーポット(湯冷まし)はすべて「落ちない蓋」です。

鍵のような仕掛けがあって手を離しても大丈夫!です。

今回もお客様から「そば湯をいれてもいいですね」

とアイディアをいただきました。

磁器は吸水性が無く匂い移りがしませんので、はい、大丈夫です。



20120613札幌丸井北スタ6

さあ、本日のトークイベント「白磁の急須ができるまで」。

がんばろっと。

一昨日、2回お話させていただいて、だんだんいい感じになっていく?

きっとそんな気がします。はい。

それでは、乞うご期待でお待ちしています!!


201206札幌丸井きたスタ7
  1. 2012/06/15(金) 09:22:48|
  2. 急須、煎茶の器
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札幌丸井きたスタイル お茶の匠、玉木康雄氏が語る 白磁の急須でおいしいお茶の淹れ方

札幌丸井今井さんでの きたスタイルイベントが始まりました。

テーマはアーカイブ です。

創業140周年の丸井今井さん、そして創業80年の玉翠園さん。

玉翠園代表の玉木康雄さんは北海道で唯一、日本茶の淹れ方理論、健康科学の専門資格を持っていらっしゃる茶商です。

講演の題は「お茶の匠が語る」~白磁の急須でおいしいお茶の淹れ方~

2012札幌丸井玉木康雄氏講演01


右にいらっしゃる方が玉木さん、そして玉木さんの手前には

私作の白磁急須、白磁風文湯冷まし、そして湯呑10客がきれいに
並んでいます。

2012札幌丸井玉木康雄氏講演02

玉木さんの講演は今回で二度目なのですが
とってもわかりやすくて勉強になります。

そしてスライド等の資料もご自身で制作されるそうです。

オープニングスライドをはじめてみさせて頂いてびっくり

「至高の器」って…
しかもスライドにあるのは私の急須と湯冷まし…

確かにお預けしていましたが、てっきり試飲のためだと思っていました。

まさか撮影!されていたとは!

この時点で私、結構ドキドキです。はい。

2012札幌丸井玉木康雄氏講演03

玉木さんが手にされているのは

なんとお茶の木。

ご自身で種をまかれてコケを植えられて。

欠けてしまった湯呑に金継ぎしてそこにお茶の木を…

お茶を淹れる器に対する真摯な気持ち、
ものつくりとして身の引き締まる思いです。

2012札幌丸井玉木康雄氏講演05


2012札幌丸井玉木康雄氏講演06


お茶を入れていただいて…

お湯呑みのお茶を見ていただいて…

私はずっとドキドキ…

そして試飲のあと私の急須を使ってこの時季ぴったりの提案!!!
私も飲みたいかも!

続きは次回の御報告で!

なお6月15日(金)①午前11時~ ②午後14時~ 玉木さんの講演があります。
詳細は丸井さんに御予約を!

ちなみに同日①正午~ ②午後3時~で私も「白磁の急須ができるまで」のお話をさせていただきます。


  1. 2012/06/14(木) 09:30:10|
  2. 急須、煎茶の器
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新作急須展のお知らせ

新茶の時季です。

そして、私にとっては新作急須、湯冷ましの発表の時期です。

昨日、最後の窯の窯出しです。

今年の急須は「ボディ」から「ふた」へのラインをシンプルに丸みのある感じにしてみました。
「取っ手」も2009年発表の取っ手と似た感じです。

似た感じというのは … 実はちょっとだけラインを変えています。

もちろん若干ではありますが定番の「水氷文様」の彫をほどこした作品もあります。

2012新作急須

フリーポットは 大 中 小 と
サイズをそろえることができました。

蓋はいずれも、落ちない蓋。

落ちない蓋の細工、まだまだ手ごわいですが
何とか数をそろえることができました。ホッ。

2012新作フリーポット

発表の場所は

札幌丸井今井一条館7階の北海道クラフトさんです。
急須、フリーポット、ティーポット、カップ&ソーサーなどを常設していただいてます。

13日から19日の期間中
とりあえず13日から16日までの“出勤”は決まっております。

13日と15日には「急須の制作」というトークイベントも。
同日の玉木康雄さん(玉翠園代表、日本茶インストラクター)の講演は
わかりやすくてとても参考になります。
是非お勧めです。

副題に「白磁の急須でおいしいお茶の淹れかた」とありますように
当日は私の急須でお茶を淹れていただくということで
すでに2ヶ月前から私の急須を玉木さんにお預けしています。

お茶のプロ中のプロの方に急須をお預けする
というのは、結構ドキドキです。

「やっぱりうまく淹れられませんねー」というふうにはならないと思うのですが…

今まで私の急須に期待して
「一年でも持ちますよー」と
ありがたい“予約”で応援していただいたお客様。

最初は60個の制作したものの、乾燥、焼成、ためし淹れ、を経て、結局5個しか発表できずに
御迷惑をおかけして
結局「2年待ちましたー」と笑顔で御購入していただいたお客様

皆さんがもうちょっと急須をつくってもいいよ

と後押ししていただいたおかげで
今年も急須の新作を発表できます。

そんなわけで、頑張れ!!お預けしている白磁急須!

丸井今井キタスタイル大

詳細は丸井さんのHPから

http://www.marui-imai.jp/sapporo/s_topics/digi_catalog_top.html/

で6月13日号のデジタルカタログをクリックで2ページ目にのってます。
  1. 2012/06/12(火) 11:02:47|
  2. 急須、煎茶の器
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石の蔵はやしさんでの作陶展、無事終了しました

石の蔵さんでの作陶展が無事終了しました。

お陰様で多くの方々に来ていただき、
そして、急な階段をのぼっていただき(どちらかというと山にのぼるの「登る」でしょうか?)

ありがとうございます。

2012石の蔵はやし9

期間中に八重桜も葉桜に

ということで桜の彫文様に葉を重ねてみました。


2012石の蔵はやし10


また、新たな作品とともに皆様にお会いできますことを
楽しみに、です。

ありがとうございました。

2012石の蔵はやし11
  1. 2012/06/12(火) 10:14:50|
  2. 個展
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