北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

壺を彫る

彫の仕事

彫ることによって“影”をつくり“線”をだします。

どうしても何日間かかかります。


“あたり”をつけ、荒く彫ってから、仕上げの作業まで時間がかかるので

イメージと違うことが途中で分かった場合には

それ以上その作品には手をかけないようにします。

新たな彫に挑戦するときはよくあります。


と、そう思っていても「もしかしたら今後の工程でバンカイできるのでは!」

と手をかけてしまうこともあり、そうするとだいたい結果はよくありません。


逆に彫った時の感じはすごくよかったのに、焼きあがると「いまひとつ・・・」

という時もあります。



彫(素地)の仕上げは第一段階(写真)。

この後、素焼きして釉掛け作業、本焼きへと続きます。


彫った素地の表面に釉薬が定着する、つまり焼きあがると

彫った時の“影の”“線”とは違ってきます。

それは素地の表面を釉薬がコーティングすることによって、凹部分は少し浅くなり

凸部分や∧部分も、ほんの少し丸みをおびます。


焼き上がりの釉薬のかかった状態から逆算して、彫の作業を仕上げます。


20140225水氷文壺1
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  1. 2014/02/26(水) 06:32:38|
  2. 制作
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水氷文ぐい呑

水氷文ぐい呑、3点、地酒のおおつさんに納品です。

http://ameblo.jp/nihonsyu315/entry-11754167249.html


冷酒杯タイプは在庫があったのですが、ぐい呑みタイプは完売後しばらく納品ができずに失礼しました。





「持った時の感じはそのままで、口の部分を閉じた方がお酒の香りが・・・」

日本酒の専門家、おおつさんとのお話を参考に

器のラインを決めてみました。


石の蔵さんでの展示会のDMもおかせていただきましたので

どうぞ手に取ってください。

20140222水氷文ぐい呑2
  1. 2014/02/22(土) 16:36:11|
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DMができました

3月は石の蔵はやしさん

ゲスト出品で木工家の村木昭彦さんとのコラボになります。



2014石の蔵はやしDM写真面
  1. 2014/02/20(木) 21:48:42|
  2. 個展
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「蓋物」制作の電動ロクロ中級講座

昨年11月から12月にかけて江別市のセラミックアートセンターで行われた

電動ロクロ中級講座(全5回)で制作した 「蓋物」 が焼き上がりました。

1月30日から約1週間ほど展示された、とのこと。

(写真は2月1日撮影。現在は展示期間が終了し、蓋物はきっと作者のお家ですね)



20140131アートセンター16


「蓋があわな~い」

「摘みがおれちゃったー」

「彫を深くしたいけど穴があきそ~」

など 和気あいあい!? と進んだ講座。

さあ、焼き上がりはいかがでしょうか?

20140131アートセンター13

20140131アートセンター10


20140131アートセンター4


20140131アートセンター11

20140131アートセンター7

今回はあらかじめ決められた素地と釉薬ですが

これを機会に制作の「ヒキダシ」をひとつふたつ増やしていただいて、

今後の制作にいかしてください。

いつもながら、サポートしていただいたセンターのスタッフの方々、ありがとうございました。

セラミックアートセンターの周りはまだまだ雪深いですが、
室内には少しだけ春の足音が聞こえてきそうですね

20140131アートセンター1


20140131アートセンター18
  1. 2014/02/19(水) 09:08:04|
  2. ワークショップ
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大鉢の制作

昨年の12月にロクロ作業を終えた大鉢の削り作業が終了しました

本当はこの作業、12月末には終了していたいところ

ありがたいことに、他につくらなければならないアイテムが割り込んできて

予定がどんどん押していきます!(悲笑)

そして、この時季に大鉢の削り作業がずれ込むと、

「雪かき」とバッティングしていき、ますます作業が押していきます。



大鉢制作作業優先!雪かきその次!


もちろん最初はその方針でした。



ですが試してみたところ、

サラサラ雪は時間が経つほど重く厄介な雪になっていき、

どうせやらなければいけない雪かきは早いうちにやったほうが時間がかからないという結論に達しました。



20140131大鉢の制作1

大鉢を雪の時季につくるようになって、もう7~8年経ちます。

ロクロ引き、乾燥、削り、釉薬掛け、焼成と無事焼き上げるまでには
クリアしなければいけないポイントがいくつもあります。

結局ひとつひとつ、つぶして(解決して)いくしかありません。



焼成時に不純物が混じって、シミ(黒点)ができるなど

注意していても、ある意味どうしようもないポイントもあります。


だから、なおさらコントロールできるところはコントロールしたいのです。



ここ数年、“乾燥”がなかなかうまくいきませんでした。



実は当初、適当に乾燥していた時は、そこそこうまくいっていました。

冬期は常時暖房していて、気を許すと急乾燥する北海道でも

「大丈夫かも」と楽観していました。


ところが、成功率を上げるために“改善”したところ

なおさら悪い結果に・・・

つまり、乾燥中に亀裂が入り失敗することが多くなりました。


結局、毎年、仮説を立てて、それに合わせて乾燥方法を変えて、記録をとって・・・



悔しいけど、理屈を理解している方には容易な工程なのでしょう。


適当にうまくいっていたのは“たまたま”だったのですね。

トライ&エラーでボツになった大鉢のおかげでまた一つヒキダシは増えたということでよし!としましょう。


でも理屈がわかったことで再現性が高まって


たぶん、来年からは少しだけ乾燥をコントロールできる割合が高くなって作業にも余裕が!?

できることはきっとないでしょうね。(笑)

やっぱり降ってくる雪の量は相変わらずコントロールできませんしね~。


  1. 2014/02/01(土) 12:09:09|
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