北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

お陰様で無事終了。 感謝とともに“1コ下がって2コ上がる”をよしとして!

個展最終日、16時の終了間際にも なじみのお客様が来ていただきありがたいかぎりです。

荷物を積み込んでお家に到着すると

本日が中学校の終業式だった 娘 がやってきて、


「通知表どうだったと思う? 予想してみて。

おばあちゃんにはもう見せたの。すごいねって。で、どうだと思う」

と、ドヤ顔で早口でまくしたてます。


こてこての ネタ ふりに、ボケようかどうか迷ったのですが

荷物をおろしながらの作業では頭も回らず、ここは素直に

「3コ上がって1コ下がった」のかな?


「おしいもうちょっと。で、どうだと思う?」

おいおい 当たるまで答え続ける、エンドレスかと思いきや、

次の答えの「4コ上がって、1コさがる」があたりでした。


“そりゃー前期を考えると可能性のある通知表だったもんなー”という言葉をぐっとのみのんで

「よかったね! 最近頑張っているもんね」



卒業や年度末のあわただしい時期、

個展前半は悪天候にもかかわらず、

足を運んで頂きありがとうございました。


初日には蕾だった会場の桜も満開のうちに、

お陰様で、無事終了することができました。

いつものお顔や新しい出会い、そして旧知の友人との再会も。


これからも新しいことに挑戦しながら、

そうすれば、最初はうまくいかないかもしれませんが

“1コ下がって2コ上がる!”をよしとして

作品つくりに励みたいと思います。


6月には、札幌で 初めての 百貨店さん での 個展 を予定しています。


また新し作品とともに皆様にお会いできることを楽しみに

まずは、本当に ありがとうございました。



20140325石の蔵小品展2
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  1. 2014/03/26(水) 15:45:32|
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無観客試合と曇りなき眼、で、かかってこい!?請求書

先日のJリーグの無観客試合はとても残念な、でもあくまでもちょっと遠いニュースでの出来事でした。


でしたというのは、

その試合の日は、高校生の息子がサッカーの部活の遠征で静岡に向かうために

羽田空港へ出発する日。

予定表を見ると、羽田からJリーグ観戦後静岡入り。


彼らはその無観客試合の観客になる予定だったのですね。

もちろんキャンセルで、

普段、ほとんど毎日、早朝から晩まで練習している彼らは

なかなか札幌でもプロの試合を見る機会がないらしく、

「むっちゃ、ついてねー」と、とても残念がっていました。



ただ、親としては、「考える」めったにないいい機会に思えてきます。


なぜ、無観客試合というものがおこなわれなければならなかったのか

高校生として東京や静岡に行く機会は多くはないのですから、


サッカーはもちろん、曇りなき眼でいろいろなものを見て感じてほしい。

いっぱい期待するのは親ばかですね


ただ、心の端っこで30年前の元高校球児が

「本州に遠征なんて、いいなー。旭川あたりの合宿でいいんじゃないか」と

愚痴ったりします。(笑)

そうはいっても、30年前、「全道大会へ勝ち進んだらバッティングマシンを買ってやる」

という野球部OBの言葉を信じ、

野球をやりすぎたのか、学生の期間を一年長くして、

今頃になって、当時の親の気持ちをひしひしと感じる身としては

やはり、順番。




そう、かかってこい遠征代の請求書!



腰を入れて、ヘッドを遅らせ、右中間タイムリー2塁打!で打ち返してやる!!

じゃありませんね。


黙ってロクロを回し、器を削り、ひとつひとつ彫りましょう!

でも、できるだけお手柔らかに、はい(笑)

明日は最終日で少々早く16:00閉場ですのでご注意を。



20140324石の蔵小品展1
  1. 2014/03/24(月) 15:25:14|
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蕾だった桜も八分咲き。

個展4日目、札幌は穏やかな天候。


昨日、一昨日は、時間帯によっては

コートの肩や帽子に雪をのせながら会場に!!


「よくぞ来ていただきました」

と、なんだか申し訳ない気持ちになっておりました。



本日は午後になると、石づくりの蔵の西向きの窓から

真冬よりは少しだけ高くなった日差しが差し込んで

少しホッとします。

会期当初は蕾だった桜も八分咲き。


残りあと2日、皆様のお越しをお待ちしています。


20140323石の蔵小品展1
  1. 2014/03/23(日) 17:43:55|
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「台」の真ん中にある窪みは・・・

今回、ゲスト出品という形で木工家の村木昭彦さんの

「膳」や「台」に作品を置かせていただくことができました。



写真の「台」

横から見るとわからないのですが


2014石の蔵はやし個展31

少し上から見ると


「台」の中央付近に 窪みが・・・

これはいったい何のために?


村木さん曰く

この作品は「膳」として使っていただく際に、窪みに水を張ってそこに花びらをうかべても!

とのこと

畳の上で(もちろん酒と肴の横に)自ら花びらを落としてもよし、

そして、時には野外。

桜の時季には木の下で水を張った台に花びらが落ちるのを待つもよし・・・・!

だそうです。


もちろん、窪みを隠すように花器を置くと花台としても。


こんな素敵な台にぐい呑みを置いてしまうと

気持ちがお疲れ乾杯モードになりそうなので、急須と湯飲みを

置かせていただきました。(笑)

2014石の蔵はやし個展32

  1. 2014/03/23(日) 00:50:59|
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個展2日目 外は雪 「膳」の上、花影を肴に・・・

石の蔵ぎゃらりぃはやしさんでの2日目。

札幌は気温も低く、風と雪で冬に逆戻りです。

朝止めておいた車には氷柱がっ!!


そんな中、たくさんの方に足を運んで頂きありがたいかぎりです。




村木さんの「膳」の上、花影を肴に 杯を傾け・・・



もちろん肴とお酒はご用意しておりませんが(笑)



20140321石の蔵ぎゃらりぃはやし1
  1. 2014/03/21(金) 20:02:57|
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札幌、石の蔵はやしさんは無事初日です!

石の蔵はやしさんでの展示会、

お陰様で無事、初日を迎えることができました。

当日、ギリギリまでの新作を含め

窯だししたホカホカの作品を搬入。


ということで、開場時は少々パタパタしまして、

開場を待っていただいたお客様、

ご愛嬌とお許しいただければありがたいです。


今回、花器に生花を投げ入れまして、

「久しぶり、何か月ぶりだろう」と、とてもいい感じです。


江別はまだまだ雪深いのですが、会場では桜が・・・

ご来場をお待ちしています。

2014石の蔵はやし1
  1. 2014/03/20(木) 22:35:14|
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第54回東日本伝統工芸展に入選、4月は日本橋三越さんでも。

第54回東日本伝統工芸展に「白磁渦巻文鉢」が入選することができました。

4月は土岐市に続いて日本橋でも作品を見ていただく機会を得ることができました。

日時は

4月16日(水)~21日(月)

日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場



ここで少し昔のエピソード

私が弟子をしていたところは、公募展への出品がOKなところでした。

弟子の時には公募展に出品するのはダメ!というところも当時はあったと聞きます。

その点はとてもよくしてもらったと思っています。本当に。


最初の出品は神奈川県展でした。

当時は私を含めて弟子は2人。

師匠(3代目)が締め切りの2週間前くらいに、突然「出品します。つくりましょう」


早速その晩から作り始めます。

制作できるのは仕事の終わった夜のみ。

焼成までに乾燥を強引にするとして、制作は2~3日で仕上げないと

間に合わなくなります。

通常、大物ですと完全乾燥には何週間か、かかりますから・・・


そんなタイトなスケジュールで出品に向けて制作を開始してから数日後、

夜の制作を許された時間に大雨が降りました。


雨が激しいと、仕事場の並びにある先代(師匠の父様で2代目)のご自宅の屋根が雨漏りします。

そこで、その日の制作を中止して、

「今日はみんなで屋根にブルーシートをかけます」


そう言われた時には

やっぱり、出品より雨漏りだな~ これで締め切りに間に合わせるのは厳しいかも・・・


次の日、先代の仕事場に初めて寄せてもらい、初めてロクロ作業を見せてもらいました。

その時見せていただいたのは 磁器の大鉢のロクロ引き。

一緒に見ていた師匠の

「これが技です」

という言葉がすごく印象的でした。


その次の日から削り作業を終え、天日やバーナーをフル活動しての強引な乾燥と

複数の窯を贅沢に使わせてもらい

無事、出品の締め切りに間に合うことができました。





独立後、公募展に定期的に出品することを自らに課して10年近くなります。


最初の頃は年に1つの公募展に出品するのがやっと。


徐々に忙しくなってくると、とにかく毎回“間に合わない”という状況になってしまいます。

ですから、最初に「まず、出品する」ということを決めてしまいます。

出品を決めることによってスケジュールはよりタイトになります。

もちろん、落選した公募展も多数(涙)

しかも落選した場合、その理由を誰も教えてはくれないため、その未消化感はなんとも言えないものがあります。


それでも、出品を続けているのは

「今できる精一杯のことをやらなくちゃ」

という気持ちです。






弟子のころに出品を契機に必死に技術を学んだ時と比べると、確かに多少の経験値は増えましたが


「前よりもっと納得できるものをつくらなきゃ」


というお題と向き合っていることに、変わりはないのですから。


白磁渦巻文鉢部分




2014東日本伝統工芸展DM写真面

  1. 2014/03/08(土) 21:02:12|
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第7回現代茶陶展に入選

第7回現代茶陶展に 白磁水氷文水指 が入選することができましたのでご報告。

会場は岐阜県土岐市・・・




土岐市というと桃山時代に黄瀬戸、志野、織部などの、所謂美濃焼を生み出した場所。


私の師匠の生地ということもあり、修業時代には何度か連れて行ってもらいました。

そこで、たくさんの作家さんの作品を目のあたりにして、まだやきものを始めて日の浅い私が

勝手にその技術の高さにうちひしがれた場所。



独立後、志野の色が思うように出せず(磁器を始める前のことです)、

すっかり行き詰まって

「もう一度!」と思いたって向かったのは美濃。


今思うとかなり独りよがりですが、当時は必死でジタバタしていました。


土岐駅からバックパック1つで駅から歩いて荒川さんの窯跡に向かって歩いていて

なかなかつかないものだから不安になって

「荒川さんの窯跡はこっちですか?」と街道沿いに何件もあるやきもの屋さん、

そのうちたまたま見つけた方に尋ねると

「まだ、このまま先だけど歩いていくなんて最近はめずらしいね~」と会話したことがきっかけで、

結局その日、見ず知らずの私を一泊止めていただいき、次の日には奥様が手作りパンまで持たせてくれました。



そんな、

技術があって、懐の深いやきもの屋さんとその家族がいる 美濃の土岐市で

作品を見ていただけるのは、やっぱりとてもありがたく、身の引き締まる思いがします。



会期 4月12日(土)~ 4月20日(日)
会場 セラトピア土岐 大ホール (〒509-5121 岐阜県土岐市土岐津町高山4番地)

    

2014現代茶陶展水氷文水指1
  1. 2014/03/04(火) 09:09:08|
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