北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

       今できることを!

以前のブログでも少しお話しましたが

今回の札幌三越さんでの個展では
桃白磁(とうはくじ)という作品をメインの1つとして発表することにしました。

この桃白磁。

今の 白磁 と 同じのは使用する土のみで
釉薬と焼成 が 全く違います。

数年前からテストを続けていて、
2年前くらいから 個展のたびに数点発表していました。

数点というのは、まだコントロールできない部分が多く、
成功する確率が低いためです。


昨年夏の個展前の焼成でかなり安定したため、今回DMに採用しました。
当然、たくさんの桃白磁作品を出品する予定でした。


で、桃白磁作品をガンガン焼いているのですが
ここへきてまた不具合が出てきました。

もちろん検品をクリアした作品は大丈夫です。
ですがなかなか成功する割合が上がらない。

あらためて保管していたテスト焼成を見返すと
問題となっている、不具合の兆候はありました。

その部分をすくい取ることができていなかったのですね。
何とも技術不足がもどかしい。


ただ、釉薬や焼成に関しては

白磁の焼成に取り組み始めた頃も
1つの問題をクリアしたと思ったら
また次の問題が起こり、
実は1つ目の問題はクリアしていなかった事が
後々わかるなど

3歩進んで2歩下がる といったような、
たとえ1歩でも進んでいるのか、

あるいは、1歩も前進 していないのか、

何とももどかしい状態が数年続きました。


ただ、今回はその時の経験があるので
1つの成功 や たくさんの失敗に 一喜一憂しないで済みます。(笑)

新しい取り組みがそんなに簡単にうまくいくはずがない!!
のですから。

つまり、できることをやるしかありません。

個展までの時間は限られているので
やはり、ガンガン焼くのみです!!


北川智浩 作陶展
5月24日(火)~30日(月)
札幌三越 本館9階 三越ギャラリー




20150807桃白磁作品画像 01900web

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  1. 2016/03/30(水) 07:47:02|
  2. 個展
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       定番へ、、向けて。その1

前回のブログでは


現在、比較的定番の作品のうち、いくつかを見ていただきました。


今、取り組んでいる 線の彫文様は
とてもシンプルです。

さてさて、定番へと育っていくのでしょうか?



とりあえず、今のところ 一点もののお皿は

お陰様で、カップと共に 嫁いでいきました~。

ありがとうございます!!!





20160321作品画像 02200webdai
  1. 2016/03/26(土) 18:45:06|
  2. 食の器
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      定番へ。 その1


「お使い物に、、
予算は○○くらいで、、

器とカップなどなど、 “セット”、、みたいな感じで、何かありませんか?」

というご依頼をうけまして

早速、画像を送らせてもらいました。


あらためて “セット” と言われて
並べてみると
今まであまり意識していなかったのですが
彫文様ごとにそれなりに
まとまっていることに気づきました。



器やカップには当然ですが “形” と “文様” があります。

最終的に器に料理を盛った時、
あるいは、カップに飲み物を注いだときに、
どういうデザインや手取りがしっくりくるか
ということを考えながら制作しています。

形は 個展で発表して、その後
「そのサイズをもう一回り小さくしたサイズのものは出来ますか?」
などと依頼を受けたりしている間に
サイズのバリエーションが増えたり
また、数をつくり込むことによって、
形の微妙なライン や 厚み(重さ) が微妙に変わっていきます。


文様は
私の場合、白磁の彫文様ですから
全体的に控えめな印象ですが、
やはり、 形にあった ものを
という風に意識しています。


それでも、同じ文様を 違う形 に彫り込んで
それを実際自分でも使ったりしているうちに

当初の
「この形にはこの文様で、この文様を彫るならこの形しかありえない」
という考えが変わっていくこともあります。

もちろん最初のデザイン通りで作り続けている器もありますが・・・

そんなふうに時間をかけて

つくり込んだり
バリエーションが増えたり、
制作者である私や、お客様といった
色々な方の評価を受けて、

吟味されて廃番になったり!!(悲) して

生き残った形で、現在の定番の作品ができてきたのかもしれません。

もちろん、この“定番”は現在の定番ですから
もっといい状態のものへどんどん変わっていけたらと思います。


というわけで、文様別に
器とカップ類の作品を並べてみると
それなりの “セット” にはなるでしょうか?


白磁水氷文湯呑(太)
白磁水氷文湯呑(中)

白磁水氷文長皿


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シンプルな 円い彫 を施したカップと
ダエンな器のセットです。

名称は違いますが 円い彫 が 共通しています。

カップの方は
白磁○文フリーカップ(大)と
白磁○文フリーカップ(小)。

皿は
白磁粉雪文ダエン皿(小)
白磁粉雪文ダエン皿(大)



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  1. 2016/03/23(水) 21:32:59|
  2. 食の器
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        君にきめたっ!!

先日、個展のDMを制作するため
作品を撮影しました。


撮影は個展の会期のだいたい2~3か月前。
制作もかなり押し迫っている頃
新たな仕事、、チャレンジしている作品等は、なかなかうまくいっていない頃!!(大汗)

そんな時に、、

今回は “これでいくぞっ!! “君にきめたっ!!” という感じで
DM用の作品を撮影スタジオへ持っていきます。

撮影はいつもお願いしている Yさんのスタジオで。

白磁の場合は 周りの背景やライトの反射が映り込んでしまう等
撮影の難しさもあるのですが
一番の問題は印刷物として出来上がった時に
実際の白色、青白色と印象の違う色になってしまうことです。

そのあたりは、Yさんにお願いしてもうかれこれ10年近くなるでしょうか、
出稿の際に、できあがてくる印刷の色から逆算して、色のデータを調整してくれています。

撮影現場でも
こちらのザックリとした言葉をうけとめて
配置を微調整しながら
提案してくれるので
どんどん、イメージに近づいていきます。

そういう私もカメラのかなり後ろで
ボードを持って映り込みを防ぐ為のアシスタント(笑)

使い込んだレフ板がネンキを感じさせます。

さてさて、今回はどんな感じに仕上がるでしょうか!!


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  1. 2016/03/19(土) 13:24:26|
  2. 個展
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            研究発表の資料に!!

1月はまだ雪深い中、、

一日体験教室にお越しいただいたのは
T様の職場のお友達 と そのお子様方。

先日、作品が焼き上がり、お渡しすることができました。



体験制作では、磁器の電動ロクロ制作と 陶器のてびねり(手ロクロ)制作を行いました。

お子様には

「制作中の写真撮って頂いて構わないですよ!お休み中の 自由研究とかにしてもいいですし~。
ただ、焼き上がり作品のお渡しについては、少し時間がかかるので、今回のお休みの研究には間に合わないです」と

前置きして、体験教室をはじめました。


で、終了して、数日後、

参加された親御さんからメールをいただいて、
「写真を撮るのを忘れてしまいましたので、
フェイスブックの写真を使ってもいいですか~」と

親御さんも磁器の電動ロクロで制作!! 
というより どちらかと言うと
一生懸命 粘土と格闘!? されていたので (苦笑)
写真を撮るのをすっかり忘れていても仕方がありませんね。

親御さん曰く
「新しい習い事を 子供と同時にヨーイドンで始めることは
なかなかなかったので、とても楽しかったです。」といっていただきました。

こちらも楽しんでもらえてよかったです。

親御さんよりかなり上手に(こちらの“お手伝い”が少なく)
形をつくることのできた子供さんの
どことなく誇らしげな表情が印象的でした。



親御さんの方にメールに添付して画像を送ったのですが
改めてまとめてブログにアップします。

もちろん、参加されたお子さん達のみ!!画像をダウンロードして資料として使ってくださいね。



制作した直後です。(↓)
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ここからの工程はお任せ頂き、私の方でおこないました。

程よく乾燥させて
高台を削り出します。



磁器作品の高台を削り出し、完全に乾燥させて、素焼きした直後の画像です。(↓)
写真ではわかりにくいのですが
ほんのりとピンク色です。

奥に見えるのは親御さんの “大人の器” ですね。

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陶器作品の高台を削り
完全に乾燥した際の画像です。(↓)

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陶器作品を 低温で素焼した後の画像と(↓)、
釉薬を掛けた後の画像です。(↓)

おっと、釉掛け後の画像は陶器のみとなってしまいました。(汗)

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陶器作品と磁器作品、
私のところでは、素焼きの窯と本焼きの窯、

それぞれ焼成温度が違うため分けて焼いています。

陶器よりも磁器の方が高温で焼いています。


お待たせしました。
焼き上がりました。

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  1. 2016/03/17(木) 14:01:26|
  2. 陶芸教室
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       朝歩き。 その2

リフレッシュ や 仕事と休みの切りかえ、さらには 体調維持などなど
よくばりな考えでのために始めた 朝歩き(朝歩き その1)ですが(笑)

季節の変化や変わり目を感じることもその楽しみの一つです。


朝歩き、野幌コースの一年

ここで工房のある 江別市野幌界隈、朝歩きコース の一年を駆け足で。

暑かった といっても扇風機でやり過ごした夏もあっという間で、
お盆すぎると朝晩が涼しくなってきて
も~赤とんぼの大群か!!ナナカマドもすっかり紅葉か!!

段々と日が暮れるのか早くなってきて冬至の日が曇りだったりすると
15:30にはもう薄暗くなり、(日の入りは16:00頃ですが)
「まだまだ仕事があるのに、も~夜の時間かよ!!」と
なんだか一日が短い錯覚に陥り、時間を損した、とてもブルーな気分。

でも冬至を過ぎりゃ、こっちのモノ!?
あとはどんどん何かがよくなる訳じゃないけど、
日は長くなる長くなる!!

2月になれば隣町、札幌市 で さっぽろ雪祭り。
この時季、大物制作をしていることが多くて残念ながら
お祭りを見に行くことができない。

とりあえず、面倒な 雪かき もあともう2か月くらいか!?
頼むから ドカッと こないで~
チョットチョット なら構わないから~

5月に桜が咲いたら、もう雪の心配はいらない。
もっとも、峠を越える時は要注意!!
念のため、ゴールデンウィークでもスタッドレスタイヤをはいたままにするときもあるけどね。
JR沿いの桜は意外と見ごたえあり。

さあさあ、アッタカイ間にお庭ジンギスカンやらなきゃ、キャンプやらなきゃ
雪が降っちゃう~



渡り鳥

そんな工房近くの野幌の1年に 渡り鳥 が加わりました。


1月の末から2月の上旬にかけて
野幌の仕事場近くの街路樹のナナカマドの実を鳥が食べます。


いつも気が付くとナナカマドの実が跡形もなくなくなっていて、
冬期間の鳥の貴重な食料であることはわかっていたのですが
今年まで、その実を食べるのは

「キレンジャク」 だけだと思っていました。

そのキレンジャクを確認したのも3~4年前。

携帯レンズでは難しかったので、
チビたちの、サーカーやソフトテニス用に購入した
一眼レフ200mmレンズで撮りたいものだ、と毎年思っていました。

といっても、
“鳥を撮るために、
三脚をセッティングして、何時間も氷点下の中を、ただただ待っている”
というのは、お休みの日にしか時間がとれず、

鳥は私の休みにあわせて来てくれる訳でもないので

休みのの日、カメラを持ってナナカマドの木の近くに行くと
時すでに遅し、あたりに鳥はいなくて、足元に鳥がついばんだ実の残骸・・・

という年が数年続いて、
鳥を撮るのを諦めていたのですが

ほんのちょっと発想を変えて、
鳥を撮る為にその場所に行くのではなく、
いつもの朝歩きにカメラを持って行くことにしました。
三脚はなし。

歩くのをメインにして
鳥に出会ったら、撮る、出会わなかったら、撮らない。

と、考えてみれば簡単なことをやってみたら撮れました。
もちろん200mmレンズなので実際はとても小さくしか写せません。
撮影した画像をかなり拡大処理しています。


20160210ツグミ_ヒヨドリ_キレンジャク 04900


それで、今年もキレンジャクがやってきたのか~
と、よくよく見てもなんだか様子が違う。

写真にとって、ネットで調べてみると
「ヒヨドリ」「ツグミ」もこの時季、いることがわかりました。



1月中旬、
雪かきにもだんだん飽きてきたころ
そろそろ 渡り鳥達が 来るな~。と
しかもキレンジャクだけではなくて ヒヨドリ ツグミも。

たぶん身近な自然の事など、ほんの少ししか把握していないのだろうけど
以前よりも少しでも知ることができると
意外と楽しいものです。

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  1. 2016/03/12(土) 14:49:28|
  2. 四方山話
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      小樽へ。


小樽 で 器 をおかせていただいているのは

ホクレン ふうど館 さん。

今や、北海道民のソウルフード!?となった かまぼこの「かま栄」さんの お隣のお店です。


組湯呑の在庫がなくなったとのお知らせで
今回 2点を 納品させてもらいました。
2点とも、よーく見ると内側に彫文様があります。


一緒に、 「白磁粉雪文フリーカップ(小)」も納品しました。

小樽の皆様、どうぞご贔屓に!!





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  1. 2016/03/09(水) 08:18:02|
  2. 常設の器
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      伊丹へ。      

マルイカキ、

ありがたいことに 伊丹で ご好評をいただいているようです。

少ない点数ですが、完売のお知らせをいただくのは
やはり、ありがたいことです。


本日、発送しました。

置かせていただいているのは
伊丹郷町クラフトショップさん。

関西の皆様、どうぞ、ご贔屓に!!




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  1. 2016/03/05(土) 16:17:19|
  2. 常設の器
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