北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

 原料は地中ですから

朝7時半から 予約していた 市内のクリニックで 特定健康検診&ガン検診。

空腹に飲み込んだバリウムが少し胃に残っていますが、8時半に無事検査終了でホッとします。


で、本日は、釉薬に使用する原料(長石)やテスト原料の到着予定日。

ということで、午前中に原料運び!






私は釉薬を自分で調合します。

白磁釉は無色透明で添加物を極力省いたシンプルな調合のため

原料、特に長石が少し変わってしまうと 土 と 焼成温度 が同じでも

焼き上がりに不都合が生じてしまうことがありました。


ありました というのは、

磁器を始めた当初は 長石がなくなったらその都度注文していたのですが、

焼成テストを重ねていくと、

どう考えても・・・ おかしい・・・

ということがありました。


実際、古い長石と 新しく送られてきた長石を並べて

色を見比べてみると・・・・

もちろん同じ白色。

別々に見ると何の疑問もなく白色なのですが 隣に並べると微妙に白の“色味”が違う。



長石を含めて、やきものの原料である鉱物は

そのすべてが地面の下にあるわけですから

同じ表示名の原料でも 採掘した “山” が あっちとこっちで 

違うと微妙に違ってくるのは あたりまえです。

そこのところがまったくわかっていませんでした。(大汗)


それで、初めて東京で個展をして、終了したその足で岐阜の原料業者のところに行き

白磁 をやっている という事情を説明して


「ほら、この長石! 以前頼んだものと今回の、 比べると微妙に色が違うじゃないですか?

だからと言って、お金は多く払えないんだけど、何とかならないだろうか?」

と、こちらは半ば懇願するように必死に訴えたところ、



「そういわれてみりゃ、確かに違うのう。

ほうしたら 次から LOT(ロット)を同じにしりゃえーて 」 と 確かこんな感じで

意外とあっさり解決・・・


本当でしたら、一生 使うだろう分の長石をあらかじめ手に入れたいところなのですが

残念ながらそうもいきません。

それでも、数年は間に合う量を取り寄せ、あとは焼成テストで微調整しながら釉薬を調合します。

今回は長石の他にも テストしたい原料をいくつか取り寄せることができました。

次、次の次、もしくは  残念お蔵入り・・・ となるかはわかりませんが

とにかく 焼く ことでしか前に進めないのでしょうね。








20141211長石1
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  1. 2014/12/12(金) 23:45:42|
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