北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

         新しい布。20枚

寝かしていた粘土を石膏や素焼の鉢に入れて

粘土の水分を さらに少なくする作業。



その際に私は布をひいて

磁器粘土に 素焼き鉢の粉 や ゴミ など、細かい不純物が混じるのを

防いでいます。

その布。


粘土に不純物の侵入を防ぐために

数日から数週間程度、

粘土をくるんでいてくれますが


何度も何度も使用していると

その間に

粘土に含まれる バクテリア のせいで

布が変色したり、破けたりします。

   

   粘土を乾燥させない状態で寝かせる(保持する)ことによって

   粘土に含まれる バクテリヤ が発酵した状態になり

   粘土の粒子間の連携がよくなり(=粘りが増す)  成形しやすくなります。
  
   (※野中春甫著「磁器の制作 青白磁の大皿を中心に」理工学社 参照 )

  



器の中に バクテリア~~、と

これはあくまでも 粘土が やわらかい、粘りのある状態の中の お話です。


安心してください!!

素焼、本焼きという高温焼成の間に バクテリア君は燃えて、

皆さんのお家にある 食べ物をのせても安全な 器 となります。






IMG_237900web


今使っている布は4、5年前に私が作りました。


奥さんのミシンを借りて、、、

その使い方を、当時中学生の 息子に教えてもらいながら。

   (残念ながら、奥さんが「私がやろうか」という形にはなりませんでした、、(汗))




夏休みや冬休みの自由研究に

なぜだか たびたび クッションを 自作して提出していた息子は

もともと好きだったのに加えて

学校の授業でミシンの使い方を習ったようで、

とても解り易く教えてくれました。


というか、下糸の処理をやってくれて、あとは縫うだけという状態にしてくれました。(笑)




で、今回


中学生の娘に頼んでみました。 (制作時間を確保する、という名目です!!)




「○○円。アルバイト募集。ミシンで縫う。40枚。」(LINEで送信)


そうすると、娘が仕事場に駆け込んできて、


「40枚?、多いな~。 で、私が断ったらどうする?」

私「兄ちゃんに頼む」

娘「じゃ、やる!!」







と、いうわけで私の要望どうりの大きさに縫ってもらいました。

意外ときっちりとした仕事をするようです。(笑)


ただ、テスト間近!? ということで 急遽、枚数は20枚に変更(汗)



IMG_238100web



久しぶりの新品の布。

くるまれる粘土も心なしか、清々しく見えます。





IMG_238500web




IMG_238700web
スポンサーサイト
  1. 2016/01/17(日) 11:35:22|
  2. エピソード
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<        年越しの仕事、 その1 | ホーム |         2回目。>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ayufuji2005.blog.fc2.com/tb.php/219-737fc798
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)