北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

       “身”に“蓋”を重ねて

IMG_305600webdai

個展に向けて今回はガス窯の焼成。




素焼の作品に釉掛けして
凹凸をならします。

今回は所謂、“蓋物”(フタモノ) も多く、窯詰めまでに
予定より少し時間がかかりました。

蓋物は
身(ミ) と 蓋(フタ) の釉薬を それぞれきれいにならした後
重ねて焼きます。

“落とし”(身と蓋の重なり合う)部分に釉薬が残っていると
焼成の際に釉薬が溶けて接着剤のようになり
一体化してしまいます。

そうなると蓋をあけることができなくなります。

フタモノではなく
中に モノを 入れられない
オキモノになってしまいます。(悲)



重なり合う “落とし” の部分の釉薬をきれいにふき取ることも重要なのですが
重なり合った磁器土どうしがガラス化して
ついてしまうこともあります。

それを防ぐ為に
アルミナ粉末を糊と混ぜたもの(耐火度が高く1300℃でも融けません)を
塗って 身 と 蓋 を重ね、焼きます。

さてさて、どれくらいの蓋物がうまく焼きあがってくれるのでしょうか!?

そしてまだまだ次の窯の準備です。


IMG_304500webdai


IMG_304800webdai




IMG_305500webdai
スポンサーサイト
  1. 2016/05/16(月) 23:44:47|
  2. 制作
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<      桃白磁。 その1 | ホーム |      期待を込めて。その2>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ayufuji2005.blog.fc2.com/tb.php/281-9c9ce62b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)