北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

大鉢の制作

昨年の12月にロクロ作業を終えた大鉢の削り作業が終了しました

本当はこの作業、12月末には終了していたいところ

ありがたいことに、他につくらなければならないアイテムが割り込んできて

予定がどんどん押していきます!(悲笑)

そして、この時季に大鉢の削り作業がずれ込むと、

「雪かき」とバッティングしていき、ますます作業が押していきます。



大鉢制作作業優先!雪かきその次!


もちろん最初はその方針でした。



ですが試してみたところ、

サラサラ雪は時間が経つほど重く厄介な雪になっていき、

どうせやらなければいけない雪かきは早いうちにやったほうが時間がかからないという結論に達しました。



20140131大鉢の制作1

大鉢を雪の時季につくるようになって、もう7~8年経ちます。

ロクロ引き、乾燥、削り、釉薬掛け、焼成と無事焼き上げるまでには
クリアしなければいけないポイントがいくつもあります。

結局ひとつひとつ、つぶして(解決して)いくしかありません。



焼成時に不純物が混じって、シミ(黒点)ができるなど

注意していても、ある意味どうしようもないポイントもあります。


だから、なおさらコントロールできるところはコントロールしたいのです。



ここ数年、“乾燥”がなかなかうまくいきませんでした。



実は当初、適当に乾燥していた時は、そこそこうまくいっていました。

冬期は常時暖房していて、気を許すと急乾燥する北海道でも

「大丈夫かも」と楽観していました。


ところが、成功率を上げるために“改善”したところ

なおさら悪い結果に・・・

つまり、乾燥中に亀裂が入り失敗することが多くなりました。


結局、毎年、仮説を立てて、それに合わせて乾燥方法を変えて、記録をとって・・・



悔しいけど、理屈を理解している方には容易な工程なのでしょう。


適当にうまくいっていたのは“たまたま”だったのですね。

トライ&エラーでボツになった大鉢のおかげでまた一つヒキダシは増えたということでよし!としましょう。


でも理屈がわかったことで再現性が高まって


たぶん、来年からは少しだけ乾燥をコントロールできる割合が高くなって作業にも余裕が!?

できることはきっとないでしょうね。(笑)

やっぱり降ってくる雪の量は相変わらずコントロールできませんしね~。


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  1. 2014/02/01(土) 12:09:09|
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