北川智浩の白磁と自転車

北海道の江別市で陶芸(白磁)の制作をしています。

壺を彫る

彫の仕事

彫ることによって“影”をつくり“線”をだします。

どうしても何日間かかかります。


“あたり”をつけ、荒く彫ってから、仕上げの作業まで時間がかかるので

イメージと違うことが途中で分かった場合には

それ以上その作品には手をかけないようにします。

新たな彫に挑戦するときはよくあります。


と、そう思っていても「もしかしたら今後の工程でバンカイできるのでは!」

と手をかけてしまうこともあり、そうするとだいたい結果はよくありません。


逆に彫った時の感じはすごくよかったのに、焼きあがると「いまひとつ・・・」

という時もあります。



彫(素地)の仕上げは第一段階(写真)。

この後、素焼きして釉掛け作業、本焼きへと続きます。


彫った素地の表面に釉薬が定着する、つまり焼きあがると

彫った時の“影の”“線”とは違ってきます。

それは素地の表面を釉薬がコーティングすることによって、凹部分は少し浅くなり

凸部分や∧部分も、ほんの少し丸みをおびます。


焼き上がりの釉薬のかかった状態から逆算して、彫の作業を仕上げます。


20140225水氷文壺1
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  1. 2014/02/26(水) 06:32:38|
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